ソアラ
ソアラ(SOARER)は、トヨタ自動車で生産されていた高級スポーツクーペ、最終モデルはいわゆるクーペカブリオレである。 初代、2代目と大いに人気を博し、バブル絶頂期の1980年代後半(当時はハイソカーブームだった。)には女子大生ホイホイなる異名をとったほどであった。 3代目のモデルから北米などではトヨタの高級車専門販売チャンネル、レクサスで1992年より販売されており、この車は「SC」と呼ばれている。日本国内でも、2005年8月からレクサス店展開に伴って「レクサスSC430」の名称に変更。ソアラの車名は消滅した。
3代目(1991-2001年) Z30系 3代目ソアラ(写真はLEXUS SC400)高級スポーツクーペというコンセプト以外はすべて刷新され、それまで5ナンバーサイズを固守してきたボディは3ナンバーサイズに拡大し、エンジンのラインナップも見直されて、1JZ-GTE型直6・DOHC・2500ccツインターボ(280ps)とセルシオに搭載されている1UZ-FE型V8・DOHC・4000cc(260ps)の二本立てとなった。もちろんこのモデルでも新機軸は詰め込まれ、前期モデルはコーナー時に車体をほとんどロールさせないアクティブサスペンションを搭載したことで知られる。 また、それまでの国内専売モデルからアメリカのレクサスに投入することも図られ、デザインはカリフォルニアにあるトヨタのデザインセンター「CALTY」で行われ、初代や2代目の面影はほとんどない。LEXUS SCとして販売されたアメリカではそれなりに成功したものの、日本市場では日本人の感性に合わなかったことと、国内のクーペ市場が衰退していったために販売は振るわなかった。しかし、日本車としては異例の10年という長期間にわたって販売されていた。 デビュー当初グレードは4.0GT・4.0GTリミテッド・4.0GTリミテッドアクティブサス仕様・2.5GTツインターボ・2.5GTツインターボLの5種類。4段ATと、2.5GT系には5段マニュアル車が設定された。94年のマイナーチェンジ時に4.0LモデルはGT-L(標準車・EMVパッケージ・アクティブサス仕様)、2.5LモデルはGT-T(標準車・Lパッケージ)と名称を変更し、2JZ-GEの3.0GT(標準車・Gパッケージ)が登場した。96年のマイナーチェンジでは外観の大幅な変更(マスクに小さなグリルを装着・サイドステップの装着など)があり、GOAボディを採用、2.5LモデルにはVVT-iを採用したシングルターボの1JZ-GTEエンジンが搭載された。4.0LモデルはGT-L(以前のEMVパッケージに相当)のみに統合され、ついにアクティブサスペンションモデルは姿を消した。また、3.0LモデルにスポーティなSパッケージが登場した。翌97年の小変更では4.0Lモデルそのものが消滅し、同時に3.0LモデルのエンジンにもVVT-iが採用された。99年には最後の小変更があり、今まで15インチのタイア・ホイールを装備していた3.0GT及び3.0GT-Gパッケージにも2.5GT-T系・3.0GT-Sパッケージと同じく16インチのタイヤを装備し、ブレーキが大型化されたが、2001年初頭に生産を打ち切り、Z40系にバトンを渡した。

